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兵庫県教職員組合

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ひょうご教育フェスティバル(第67次兵庫県教育研究集会)開催

ひょうご教育フェスティバル(第67次兵庫県教育研究集会)開催
ひょうご教育フェスティバル(第67次兵庫県教育研究集会)開催
ひょうご教育フェスティバル(第67次兵庫県教育研究集会)開催
11月11日(土)~12日(日)の2日間、西宮市において「ひょうご教育フェスティバル(第67次兵庫県教育研究集会)」を開催し、延べ約5,000人(うち、保護者・地域の方・子ども等は約1,100人)の参加を得ました。本集会は、「開かれた教研」として13年目となります。

全体会は、西宮市立浜脇中学校音楽部による美しい演奏・歌声とともに始まりました。記念講演は、本田由紀さん(東京大学大学院教授)をお招きし、「日本の教育の課題-選別と教化の圧力に抗して-」と題してお話いただきました。子どもたちをとりまく社会の変容と教育が抱える課題、それに対して学校・教職員がどのようにとりくんでいけばよいのか提起がありました。

分科会は、第1分野「子どもを中心にすえた 楽しい学校づくり」、第2分野「地域と手をたずさえて 子ども・保護者の願う教育改革」と特別分科会「生きる力を育む教育」の24分科会で構成し、分会から地域教研へと積み上げてきた教研活動の実践を交流しました。今次教研には、保護者・地域の方のリポート48本を含め、総計387本のリポートが提出されました。

子ども体験・ステージ発表は、両日の昼休みの時間に開催しました。阪神地区の子どもたちにより、「楽しいなわとびデモ」「民族舞踊」「和太鼓演奏」が発表されました。展示・体験コーナーでは、地域の方々の協力を得て、「シェルストラップづくり」「自然工作・自然遊び」「世界の遊び」「人と自然の博物館展」など特色あるコーナーを多数開設しました。また、「親子料理教室」「スタンプラリー」も実施し、多くの子ども・保護者の参加がありました。子どもの笑い声が響く、「地域に開かれた教研集会」を実現できたのではないかと思います。

私たちは今後も、創造的な教育研究活動の定着・発展と、保護者・県民の信頼に応える教育力量の向上をめざして、「いきる つながる みちひらく ~自立と連帯・共生の学びと教育~」をメインテーマに教育研究活動をすすめていきます。
地元西宮市の関係者の方々、後援団体のみなさんをはじめ、多くの方々にご協力をいただいたことに心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

2017女性部サマーワークショップ【分科会】

2017女性部サマーワークショップ【分科会】
2017女性部サマーワークショップ【分科会】
2017女性部サマーワークショップ【分科会】
第1分科会では澤田真由美さん(ひょうご仕事と生活センターの外部相談員)を迎え、「本来の仕事に時間を使うために~教職員のためのワーク・ライフ・バランス~」をテーマにワークショップをおこないました。
○参加者のアンケートより
・自分の仕事のやり方が全く違ってくるように思った
・働き方を精選し、個々のレベルアップをしていきたい
・私自身の意識を変えていかなければと強く感じた

第2分科会では金香百合さん(兵庫県立男女共同参画センター登録講師)を迎え、「自分らしく生きるために~固定概念にとらわれず人生をデザインしよう~」をテーマにワークショップをおこないました。
○参加者のアンケートより
・自分の生き方を見直し、エネルギーをもらった
・自尊感情・エンパワーなど人生において大切なことを収穫できた
・職場で活かそうと思った

第3分科会では掛水須美枝さん(前兵庫県会議員)を講師に迎え、「自分らしく働き続けるために~運動と権利~」をテーマにワークショップをおこないました。
○参加者のアンケートより
・周りを孤立させないで協力していくことを学ばせてもらった
・一生懸命やろうという気持ちになり、パワーをいただいた
・権利を勝ち取ってこられたこと、継続することの大切さ、改めて感じました。次への力になりました

全体を通して、「充実した内容でとてもよかった」「女性だけでなく、すべての教職員に必要なとりくみだと思った」という感想がありました。ジェンダー平等社会をつくっていくためには、多様性を認め合うこと、働き方を見直すこととともに、意思決定の場に女性が参画していくことが不可欠です。誰もが働きやすい職場づくりのため、今後もとりくんでいきます。

2017女性部サマーワークショップ【全大会】

2017女性部サマーワークショップ【全大会】
2017女性部サマーワークショップ【全大会】
2017女性部サマーワークショップ【全大会】
【講座Ⅰ】
弁護士の仲岡しゅんさんを講師に招き、「セクシュアル・マイノリティと人権~差別の所在と実体験から~」と題した講演をおこないました。教職員として「セクシュアル・マイノリティ」について知ることの大切さを学ぶとともに、保護者として、一人の人間として今後どのように生きていくのかをしっかりと考える機会となりました。
○参加者のアンケートより
・LGBTとセクシュアル・マイノリティの違いなど、曖昧になっていた点をしっかりと教えていただいた。
・他人事ではなく、身内や自分の事として考えていくことが大切だと思った。
・自分の中に差別する心があることを認識し、きちんとむきあい考えてみようと思った。
・多様な性があることを教職員が学び、子どもたちにむきあいたいと思った。

【講座Ⅱ】
兵庫教育文化研究所・ジェンダー平等教育部会から、「性の多様性を尊重する学校づくり」をテーマに授業実践の提案などをおこないました。セクシュアル・マイノリティについて、さまざまなデータなどをもとにした学校現場での事例を寸劇にした問題提起を受け、参加者同士が意見交流した後、課題についての解説がありました。小学校・中学校での授業実践の紹介もあり、教職員の人権意識の大切さについて考える機会になりました。
○参加者のアンケートより
・教員の何気ない一言で子どもの心が傷つけられていることが心に残り研修の大切さを痛感した。
・話し合いの場があり、他の方の意見が聞けて勉強になった。
・制服やトイレなど具体的に学校として出来ることを考えられた。

2017ヒロシマ・フィールドワーク 開催

2017ヒロシマ・フィールドワーク 開催
2017ヒロシマ・フィールドワーク 開催
2017ヒロシマ・フィールドワーク 開催
8月、特別事業として「ヒロシマ・フィールドワーク」を実施し、県内各地より41人の参加を得て、広島を訪れました。この事業は、平和憲法が脅かされ、近隣諸国との政治的緊張が高まっている今こそ、平和教育のさらなる深化と充実をはかっていこうと企画されたものです。

訪問内容は平和教育部会研究所員が議論・検討し、被害と加害の地を訪問して平和教育を多面的にとらえる機会とすること、高齢化がすすむ被爆者・戦争体験者の証言を実際に聴く貴重な機会とすること等を主な目的として実施しました。

1日目は、主に大久野島のフィールドワーク(以下、FW)をおこないました。訪問前のバス車内から、研究所員が用意した資料やビデオでの解説があり、戦時中に毒ガスを製造していたことを初めて知る参加者にとってよい事前学習となりました。また、FWの前に、戦時中に学徒動員により大久野島で働いていた岡田黎子さんから、当時の様子についてお話していただいたことも、その後の学びをより深いものとする貴重な経験でした。
大久野島では、平和教育部会協力研究所員の山内静代さん(広島平和教育研究所)らから詳細な解説を受けながら、島内の各遺跡を見学しました。原爆を投下された被害の地としてだけでなく、加害の地でもあったことを実感することができました。

2日目は、広島市内のFWをおこないました。修学旅行でよく訪れるのは平和記念公園ですが、その周辺にある被爆跡を中心に、山内さん、濱野梢さん(広島平和教育研究所)の解説を聞きながら訪問しました。また、原爆養護ホーム・舟入むつみ園では、被爆体験者のみなさんから当時の様子について証言をうかがい、貴重な経験の継承者として改めて責任を強く感じました。

参加者からは、「単に過去の話、広島の話と他人事で終わらせず、今の自分と結びつけて戦争や平和について子どもたちが考えることができるようにしないといけないと強く感じた」「戦争があれば人々は大きな被害を受ける。しかし、何も知らずに行動すれば加害者にもなり得る。このことを忘れずに伝えたい」「聞かせていただいたお話は、平和学習や日々の授業の中で子どもたちにも伝えたいと思いましたし、教員どうしの語りの中でも伝えていきたいと思いました」などの感想がありました。

過密な日程でしたが、その分学ぶところが多かったと参加者が話されていました。今回の経験を、県内各地域組合でより多くの方に語り継ぎ、平和教育の深化と充実につなげていきましょうと確認して、全日程を終えました。

第44回教育課程編成講座

第44回教育課程編成講座
第44回教育課程編成講座
第44回教育課程編成講座
後期の講演会では、畑中 通夫さん(施設で生活する子どもたち支援研究会 共同研究者)が「『施設で生活する子どもたち支援研究会』10年のあゆみと今後の課題」と題して講演をおこないました。畑中さんからは、支援研究会10年のとりくみであきらかになった学校の課題をまとめていただくと同時に、児童養護施設の小規模化・地域分散化といった現在の施策などの状況や、関係機関と連携しながらすすめていく手だてなど、「家族を頼れない子どもたち」への支援のために、今後どのようなとりくみをすすめていくべきか、わかりやすくお話いただきました。

参加者からは、「地域や学校が連携して、自立した子どもを育てていけるようにいろいろな方面への働きかけが必要だと感じた」「おとなの都合で施設に入らざるを得ない子のほうが多いのに、なかなか地域全体で子どもたちのことを考えられないのは問題だと思う」「結婚式の話を聞き、改めて子どもにとって心の支えとなる場所の存在の大切さを感じた」などの感想がありました。

午後からは、教科系の10分科会にわかれて分科会が開催されました。協力研究所員や研究所員が中心に、全国教研の還流や、授業で役立つワークショップなどの講座、実技などが企画され、参加者は積極的に活動に参加し、熱心な討議や地域間交流をおこないました。

次期学習指導要領が告示され、今後学校現場では移行期の教育課程をどのように編成していくのかについて議論がなされます。私たちは引き続き、「ゆたかな学び」を具現化するための教育課程の創造的編成にとりくむとともに、体験を通して、ゆたかな人間性や社会性をはぐくみ、「生きる力」を身につける等、子どもが主体となる創意工夫をこらした教育実践の推進をはかっていく必要があります。編成講座での学びを生かした実践をすすめ、今秋の第67次兵庫県教育研究集会においてさらに討議を深めます。

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