HOME 個人情報について
兵庫県教職員組合

兵教組ニュース

<<          10 11 12 13 14 15 16 17 18 >>

兵庫教育文化研究所 第63回運営委員会・第78回研究所員会議 開催

兵庫教育文化研究所 第63回運営委員会・第78回研究所員会議 開催
兵庫教育文化研究所 第63回運営委員会・第78回研究所員会議 開催
兵庫教育文化研究所 第63回運営委員会・第78回研究所員会議 開催
兵庫教育文化研究所第63回運営委員会・第78回研究所員会議を開催し、約110名が参加しました。
教育講演会では、庭瀬敬右さん(兵庫教育大学教授)が「自然科学の切り口から見た学力問題」と題した講演をおこないました。庭瀬さんは「ゆとりか詰め込みかという短絡的であいまいな議論をするのでなく、基礎・基本の学びの上に立ったゆとりある学びを考えることが重要」と説き、「生きる力を育む手だては『守破離』の教えに通じるものがある。子どものゆたかな育ちの姿は『よく学び よく遊べ』であり、自分で自分の心に火をつけられるようにすることが理想である」としました。また、自身のすすめている「アモルファスダイヤモンド」の研究についても、講演のテーマと関連づけながら紹介がありました。参加者からは「自然科学から見た学力とは、やはり本質を知って判断する力だと思った」「実験・体験は人間の心を揺さぶるものだとわかっているつもりだったが、そのために基礎・基本が確かなものでなければならないと再確認した」といった感想が寄せられました。
運営委員会・所員会議では、第59次教育研究活動の総括をおこないました。また、協力研究所員・研究所員として長年にわたり教育研究活動の充実のために尽力され、このたび退任される方々に感謝状をお贈りしました。
教育研究活動は、第59次から第60次へ。今年度掲げた新たなテーマ「いきる つながる みちひらく~自立と連帯・共生の学びと教育~」のもと、この一年間のとりくみを振り返り、これからも子どもを中心にすえたゆたかな学びを追求していくことを確認し合いました。

教育創造県民会議 「兵庫の教育をよくする県民署名」をもって、県に要請

教育創造県民会議 「兵庫の教育をよくする県民署名」をもって、県に要請
教育創造県民会議 「兵庫の教育をよくする県民署名」をもって、県に要請
12月16日の午前には、教育創造県民会議の山名代表委員(兵教組執行委員長)、森脇事務局次長(連合兵庫副事務局長)、松浦事務局次長(兵教組執行委員)の3名により、吉本副知事に対し要請がおこなわれました。
【写真上:山名代表委員から吉本副知事へ要請文を手交】

同日の午後からは、教育創造県民会議の役員、構成団体の代表、兵教組からは支部代表等が参加し、県議会議長・県会各会派、県教委に対して教育政策の充実をもとめ要請行動がおこなわれました。

県教委への要請行動では、冒頭、県民署名276,620名分が、山田運営委員(兵庫県学校厚生会職員労働組合執行委員長)より溝口教育次長へ手渡されました。
その後、溝口教育次長より要請事項への回答をいただきました。そのなかでは、国に対して教育予算の充実や就学援助の充実にむけた要望をおこなうこと、県民との意見交換を踏まえた「新ひょうご子ども未来プラン」を策定すること、教員による「心のケア」の継承にむけとりくむこと、新規中学校・高校卒業者の雇用確保にむけた具体策など、前向きな見解が示されました。
最後に、参加された運営委員や各団体・支部の代表の方々、そして教育創造県民会議を代表して泉事務局長(兵教組書記長)から、子どもたちをとりまくさまざまな立場からの意見や要望を述べられました。【写真下】

教育創造県民会議 「兵庫の教育をよくする県民署名」 276,620名分集まる!

教育創造県民会議 「兵庫の教育をよくする県民署名」 276,620名分集まる!
ゆたかな教育の創造をめざす兵庫県民会議・連合兵庫・兵教組の連名でおこなった「兵庫の教育をよくする県民署名」にご協力いただき、ありがとうございました。

社会経済の不況が家庭にも影響を及ぼし、子どもたちの進路や教育にも差が生じている現状を受け、「教育の水準・機会均等を保障する教育予算の拡充」「子育て支援の充実」「教育政策の充実」等をもとめて県内各地・各団体で署名をおこなったところ、12月16日時点で276,620名分の署名が集まりました。

署名は、ここ数年で一番多く集まりました。これこそが、県民の皆さんの思いを表しているものだと思っております。
短い期間でのとりくみでしたが、本当にありがとうございました。

フィンランド教育交流団講演会・兵教組教育課程学習会 開催

フィンランド教育交流団講演会・兵教組教育課程学習会 開催
フィンランド教育交流団講演会・兵教組教育課程学習会 開催
フィンランド教育交流団講演会・兵教組教育課程学習会 開催
フィンランド教職員組合(OAJ)教育交流団講演会・兵教組教育課程学習会をあわせて開催し、兵教組各支部のほか関係者・関係諸団体を含め約160名が参加しました。
第1部は「フィンランドの学校教育に学ぶ」と題して、交流団(3名)による講演をおこないました。
マルヤッタ・メルトさん(OAJ特別顧問)からは「フィンランドの教育制度と目的」について、アンネ・コレヒマイネンさん(OAJ副委員長)からは「特別な支援を必要とする子どもたちの教育」について、そしてリッツヴァ・アーラス・サーリさん(OAJ執行役員)からは「フィンランドの教育体制と教職員教育」についてそれぞれお話がありました。次のようなことが述べられました。
・フィンランドでは、教育の目標として、「全国民に対し十分で平等な教育の機会の提供を保障すること」が掲げられている。
・現行制度を導入した当時は批判も多くあったが、PISA調査の結果によって制度に対する評価が変わっていった。
・授業の主役は子どもであり、教師はサポート役に徹している。
・様々な状況の変化(経済的な状況、構造的な要因、高齢化、移民の増加など)に応じて、教育制度の開発・改善が常におこなわれている。
・特別な支援を必要とする幼児は、だいたい一般の幼稚園に通っている。
・児童・生徒のニーズに応じて、人的配置を含めて様々な支援がおこなわれている。
・教師に必要とされるスキルには、様々な学習者を支えるスキル、他者(他の教師、教育機関、生徒の両親等)と協力できる能力、カリキュラム開発のスキル、学校生活の問題を解決するスキル、教科専門のスキルなどがある。
・各大学が独自に実習特別学校を持っている。フィンランドの「文部省」が実習特別学校に助成金を提供している。
参加者からは活発に質問が出され、その一つ一つに対してていねいに回答していただきました。「比較のためのテストはおこなわない(したがって、結果公表も競争も存在しない)」「基礎教育(9年間)は給食も含めて完全に無償。大学も無償である」「基礎教育終了後の基礎学力保障のために、『10年生』のコースも設置されている」というお話は、「学力問題」や「教育条件整備の運動」に対するわたしたちのとりくみのあり方について再確認させられるものでありました。「学ぶ権利」を尊重するという観点から教育の機会を保障し、どのコースをとった場合でも上級学校に進む道や再チャレンジの道が開かれているフィンランドの教育システムは、これからの公教育のあり方を考えるうえでおおいに参考になるものと考えられます。
第2部は「2009年度兵教組教育課程学習会」として、第59次兵庫県教育研究集会(ひょうご教育フェスティバル)の成果・課題や「第32次学校の教育課程実態調査」の結果から、教育研究活動の推進や教育課程の創造的な編成について研究所より問題提起し、意見交流をおこないました。
子どもを中心に据えて、そのゆたかな学びを保障する学校の教育課程を編成することや一人ひとりの育ちを社会全体で支援するしくみを構築することはわたしたちにとって最も重要な課題です。福祉国家・フィンランドから学ぶべきものが多いことを肌で感じ、わたしたちのとりくみを見直す重要な機会となりました。

ひょうご教育フェスティバル(第59次兵庫県教育研究集会)開催

ひょうご教育フェスティバル(第59次兵庫県教育研究集会)開催
ひょうご教育フェスティバル(第59次兵庫県教育研究集会)開催
ひょうご教育フェスティバル(第59次兵庫県教育研究集会)開催
11月14日(土)~15日(日)の2日間、篠山市においてひょうご教育フェスティバル(第59次兵庫県教育研究集会)を開催し、県内・外から教職員・子ども・保護者・地域の方・はたらく仲間のみなさんあわせてのべ約5,100人が参加しました。
14日午前の全体会では、主催者・来賓のあいさつのあと第30回兵庫県教職員組合文化賞の表彰をおこないました。
記念講演では、玄田有史さん(東京大学社会科学研究所教授)が「子どもたちのゆたかな未来のために~希望と教育~」と題して講演しました。「若者に対して『だいじょうぶ』というメッセージを発していく必要がある」「『ありがとう』の中には生きる知恵が詰まっている」「自分の希望を見つけ、希望という物語を自分で育んでいくことが大切である」といったお話でした。
「いきる つながる みちひらく~自立と連帯・共生の学びと教育」を本集会のメイン・テーマに掲げるわたしたちにとって、子どもたちに必要な「真に生きる力」とはどのようなものか、そしてそれをはぐくむ手だてはどうあるべきか考えさせられる内容でした。
午後からは、(財)こども教育支援財団・(財)総合教育研究財団との共催で「子どもの育ちを考えるシンポジウム」をおこない、子ども支援のための学校・家庭・地域のネットワークづくりについて話し合いました。
分科会では、24の分科会に382本(うち地域・保護者より22本)のリポートが報告され、それぞれの分科会の課題について討議をおこないました。
また、地域の子どもや活動団体・教職員によるステージ発表をおこなったほか、地域の特色を生かした展示・体験コーナーも開設し、多くのボランティアの方の協力のもとで交流を深めました。
本集会は、地域に開かれた「教育フェスティバル」として5年次目の開催となります。今後、集会の成果を県内各地における教育実践に生かすとともに、さらに開かれた教育研究集会をめざしてとりくみをすすめていきたいと思います。
ご参加・ご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。

>>過去のニュース記事はこちら