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兵庫県教職員組合

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第38回平和教育実践交流集会(2015.8.18)

第38回平和教育実践交流集会(2015.8.18)
第38回平和教育実践交流集会(2015.8.18)
第38回平和教育実践交流集会(2015.8.18)
午前は鶉野平和祈念の碑苑保存会の上谷昭夫さんの講演を聞き、その後鶉野(うずらの)飛行場などの史跡をまわりました。
鶉野飛行場は、兵庫県加西市にあり、全長1,200mの滑走路を中心に防空壕や機銃座、駐機場跡など約30ケ所の戦争遺跡が残っています。
1945年、神風特別攻撃隊がここで編成され、沖縄への特攻作戦により63人の若者たちが戦死しています。上谷さんの説明を聞きながら、20歳にも満たない当時の若者たちの無念を感じました。

午後は実践交流集会をおこない、主催者からの基調提案に続き、加西支部から鶉野飛行場見学に基づく平和学習の実践報告を受けました。その後、平和教育部会・研究所員が中心となって、参加者がグループに分れて各地区での交流の場をもち、平和教育のとりくみの実践交流が活発になされました。

参加者からは、「兵庫県のこんな近くに滑走路が残っているなんて知らなかった」「地元の教材を掘り起こしていくには気力と根気がいるが、地域の教材にふれることで、子どもたちは戦争をより身近に感じると思った」「どんな地域にも戦争の遺跡があり、平和教育ができるという言葉が心に残った」などの感想がありました。

教科書や広島・長崎・沖縄への修学旅行での学習のみに終わってしまうと、児童・生徒は戦争を遠い過去や遠い場所での出来事のように捉えてしまいます。それらの学習を入口として自分の住んでいる地域にも戦争の影響があったことを子どもたちに伝えるためにも、戦争体験の継承、地域素材の掘り起こしとその教材化が、県内各支部でも推進され、兵庫における平和教育がいっそう深化・発展することを期待します。

戦後70年が経過し、戦争体験者の割合は、どんどん少なくなってきています。戦争体験を次の世代へ語り継ぎ、史実と真実の探求をとおして、平和を守る教育を構築していくことは、わたしたちの重要な役割であるという思いを新たにしました。

第42回教育課程編成講座

第42回教育課程編成講座
第42回教育課程編成講座
第42回教育課程編成講座
前期の講演会では、遠藤行博さん(施設で生活する子どもたち支援研究会 共同研究者)が「子どもの力を信じて、ともに生きる -23年間の里親経験から-」と題して講演をおこないました。
遠藤さんのお話から、里親制度を中心に子どもたちをとりまく状況を知るとともに、教職員として学校で出会う子どもたちにどう接していけばいいか、また、一人のおとなとして社会的養護の必要な子どもたちのことをどう考えていけばよいのか、改めて考えることができました。遠藤さんがお子さんと接してきた姿から、私たちが子どもとの信頼関係を厚くして誠実に接することの大切さを教えていただきました。

後期の講演会では、大森直樹さん(東京学芸大学・防災教育部会協力研究所員)が「日本の教育はどこにいくのか ~震災を忘れない教育実践から~」と題して講演をおこないました。
大森さんからは、国の教育政策と私たち労働組合の教育運動の関係を整理していただくとともに、今後私たちが教育の現場でどのようにとりくんでいくべきか、わかりやすくご教示いただきました。兵庫のこれまでのとりくみに誇りを持つとともに、今後も教育政策を注視しながら教育研究活動を深化・発展させ、子どもの最善の利益を保障するとりくみを続けていきたいと思いを新たにしました。

今後、「ゆたかな学び」を具現化するための教育課程の創造的編成にとりくむとともに、体験を通して、ゆたかな人間性や社会性をはぐくみ、「生きる力」を身につける等、子どもが主体となる創意工夫をこらした教育実践の推進をはかっていく必要があります。編成講座での学びを生かした実践をすすめ、今秋の第65次兵庫県教育研究集会においてさらに討議を深めます。

ゆたかな教育の創造をめざす兵庫県民会議(教育創造県民会議)

ゆたかな教育の創造をめざす兵庫県民会議(教育創造県民会議)
ゆたかな教育の創造をめざす兵庫県民会議(教育創造県民会議)
ゆたかな教育の創造をめざす兵庫県民会議(教育創造県民会議)
来賓の水岡俊一参議院議員のあいさつの後、新教育委員会制度にともなっての総合教育会議の開催や教職員定数改善のための国や県、各市町のとりくみなどが協議されました。
講演では、兵庫県がめざす教育の姿を「ひょうご教育創造プラン」を基に確認をされ、「キャリア教育」とは何かを具体的に提案していただきました。「生きる力」と「キャリア教育」に焦点をあてながら、「キャリア教育」の必要性や目標設定の重要性、今後の「キャリア教育」の方向性についても説明していただきました。
「キャリア教育」とは、「一人ひとりの社会的・職業的自立にむけ、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して発達を促す教育であり、生涯にわたって能動的に学び続け、必要とする様々な力を養い、その成果を生かしていける社会の実現が必要である」と提起されました。兵庫県の「トライやる・ウィーク」のとりくみや、キャリアノートの活用についても実践例を交えて分かりやすくお話いただきました。参加者は、兵庫県のとりくみの素晴らしさを再確認することができました。
秋には「兵庫の教育をよくする県民署名」のとりくみをおこないますので、みなさんの積極的なご協力をよろしくお願いいたします。

*「教育創造県民会議」は、
地域・家庭・学校が一体となって相互に連携し、「21世紀のゆたかな教育の創造」にむけ、地域の保護者・労働者・教職員・県民が連帯を深めながら、家庭や地域の教育力の活性化と子どもたちの人間的な成長をめざしてとりくんでいます。
また、学校教育と地域・保護者との連携のあり方、教育予算拡充による教育条件整備、保護者の教育費負担軽減、教育制度のあり方、外国人労働者の増加などによる教育の国際化、子どもの人権問題などについて、地域の方々と教育関係者の対話の充実とさらなる協力関係づくりをめざして活動をしています。

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