新着情報

2024 日教組近畿ブロック 幼児教育部学習会を開催しました!

2024.09.30

 9月8日に、ラッセホールにて幼児教育部学習会を開催し、近畿各地から約100人の参加がありました。

 全体講演会では、末次有加さん(帝塚山学院大学)に「つながりを大切にする保育実践の可能性」というタイトルでお話をいただきました。その後、「つながりを大切にする幼保こ小連携の可能性について」という内容で、参加者が意見交流をおこないました。

 参加者からは「子どもたちをつなげていけるような言葉掛けを意識して明日からの保育をおこなっていこうと思いました」「他市、他県の連携が聞けてよかったです。自分の学校でもとりいれていきたいと思いました」という感想が寄せられました。

 今後も幼児教育部は、「一人ひとりを尊重し、仲間とともに育つ幼児教育」をめざし、学習・意見交流し、発信していきます。

第51回教育課程編成講座を開催しました

2024.08.21

 「わかる授業・たのしい学校」の実現をめざした教育課程の編成と創造的な教育研究活動を組織的にすすめるために、8月7日、8日に第51回教育課程編成講座を開催しました。

  前期の全体会では、中村 和子さん(オフィスEEE / 男女共同参画アドバイザー)を講師にお招きし、「アンコンシャス・バイアスについて」をテーマに、アンコンシャス・バイアスは誰にでもあるもので、無意識のうちに、相手を傷つけ苦しめたり、可能性を摘んだりしていることが問題だということについてご教示いただきました。また、実践報告として寺田 奈央さん(揖龍)から、教科書や教材に隠れているアンコンシャス・バイアスについてや、教員の発言内容に気をつけなければならないことについてわかりやすく発表いただきました。

 後期の全体会では、崔 栄繁さん(NPO法人 DPI日本会議 / 相模女子大学(特別支援教育) 非常勤講師)を講師にお招きし、「障害の人権モデルについて」というテーマで、障害の医学モデル、社会モデル、人権モデルの関係性をわかりやすくご教示いただきました。また、実践報告として谷口 吉一さん(西宮)からともに生き、ともに学び合う学級をめざすとりくみを、担任した子どもとの関わりを通してわかりやすく発表いただきました。

 両日とも、午後からは分科会にわかれて議論がおこなわれました。協力研究所員や研究所員を中心に、全国教研の還流や、授業実践報告、ワークショップなどが企画され、参加者は積極的に参加し、熱心な討議や交流をおこないました。

 これまで私たちがゆたかな学びの具現化のために積み上げてきた、子どもの実態に沿った教育課程編成とその実践をもとに、「安全・安心」、「ゆたかな学びと育ち」を大切にしながら、創造的な教育課程編成をすすめ、11月の第74次兵庫県教育研究集会においてさらに討議を深めていきます。

2024 女性部サマーワークショップを開催しました!

2024.08.19

7月26日に、ラッセホールにて女性部サマーワークショップを開催し、約130人の参加がありました。

 

 講座Ⅰでは、竹安栄子さん(京都女子大学学長)より「なぜ今『ジェンダー平等』が必要なのか」、講座Ⅱでは、兵庫教育文化研究所のジェンダー平等教育部会の皆さんより「やってみよう!包括的性教育」というテーマで講演していただきました。

 講座Ⅲでは、①将来にそなえるお金の話、②女性の健康課題と仕事の両立、③女性のリーダーシップとキャリア形成の3つの分科会にわかれて学びを深めていきました。

 

 今後も女性部は、ジェンダーの視点にもとづいた教育実践をおこなうとともに、定年までいきいきと働き続けられる職場環境づくりをめざして、女性組合員自らが課題をみつめ、学習・意見交流し、発信していきます。

2024養護教員部サマーセミナーを開催しました

2024.08.16

 7月24日に、兵教組養護教員部サマーセミナーをラッセホールで開催しました。全体会のオンライン参加を含め、約120人が参加しました。

 全体会では、大矢真梨子さん(津名)に「熱中症より怖いもの……」~長袖・マスクにたくす思い~というタイトルでリポート発表をしていただきました。また、シンポジウムではコーディネーターに三村理加さん(姫路)、シンポジストに安川裕美さん(西宮)・濵口雅代さん(南あわじ)をお招きし、「能登半島地震の被災地支援活動にかかわって」というテーマで、被災地の学校や子どもたちの様子、支援活動でのご苦労等についてお話しいただきました。さらに、安村美代日教組養護教員部長にはフッ素洗口やPHR等について中央の情勢をご報告いただきました。

 分科会では、第1分科会「子どもの悩みや問題点にふれて」、第2分科会「子どもの健康権の確立について」をテーマに、組合員によるリポート発表と討議をおこないました。また、第3分科会では、「養護教員部運動の強化発展のために」と題し、各地域組合養護教員部の課題と今後の方向性について協議をおこないました。

 参加者からは、「マスクを外せない子どもの気持ちに寄り添い、傾聴する姿勢を忘れないでいたいと思った」、「EARTH員でなくても、聞いたことを実践し、語り継いでいくことはできると思った」、「フッ素洗口の危険性と現状について、再認識・確認できる内容でとてもよかった」、「県内の仲間がラッセに集まり、状況を交流することで元気が出た」、「会場に行けなくても中央情勢や講演を聞く機会があるのはありがたい」等の感想が寄せられ、充実した1日となりました。

第35回栄養教員部夏季学習会 開催

2024.08.05

7月29日、ラッセホール(神戸市)にて第35回栄養教員部夏季学習会を開催し、各地域組合から約110人の参加がありました。全体会では、藤井真理子さん(三田市)、徳留千賀子さん(明石市)、木岐日早子さん(加古川市)による「ともに考えよう、震災・学校支援チーム(EARTH)における栄養教員のとりくみ」と題したシンポジウムがおこなわれました。

その後の分散会では、共同調理場・単独校(小学校)・単独校(中学校)・特別支援学校ごとに分かれ、食育のとりくみや物価高騰への対応等について討議しました。

今年度組合加入された方々の歓迎も含めて、仲間との親睦も深めることができました。

第52回 兵庫県学校事務研究集会を開催しました!!

2024.08.05

7月25日、第52回兵庫県学校事務研究集会を開催しました。県内各地域組合から事務職員約300人が対面で、約100人がオンラインで参加しました。

 

全体会では、日教組事務職員部部長より中央情勢報告があり、全国情勢について学ぶ良い機会となりました。

午後からは、3つの分科会で5本のリポートが報告され参加者で討議を深めました。会場内も多数の参加者で、熱のこもった意見交換もおこなわれ、実りのある一日となりました。また、オンライン参加の方からも有意義な会であったとの感想をいただきました。

 

現在、兵教組事務研推進委員により、本集会の報告集を作成中です。年内の完成を目標にしていますので、そちらも楽しみにしてください。多数、ご参加いただきありがとうございました!!

青年部2024サマーセミナーを開催しました!

2024.07.29

7月27日~28日、「A.R.E.~Action!Ring!Enjoy!~」をテーマに、青年部サマーセミナーを開催しました。県立南但馬自然学校にて開催し、県内各地域組合から青年部員約100人が参加しました。

講座Ⅰでは、「Aつくても!Reんけいとって!Eがおになろう!!」というテーマで、日ごろの悩みや課題、困り感を共有し、現状をよくするために具体的にどんなことをしていけばよいのかを考え、話し合いました。また、兵教組の先輩である水岡俊一参議院議員に、国会の場で訴えていただきたいことを記しました。

講座Ⅱでは、フロンティア、アウトドア・クッキング、マウンテン・クライミング、絵に平和の願いをこめて、ネイチャー・スクール の5つの分科会に分かれて、自然の中での体験活動をおこないました。

このサマーセミナーをきっかけとして、同じ思いをもった仲間が県内にたくさんいることを実感し、その仲間と活動をともにすることで、つながりを感じたのではないでしょうか。青年部サマーセミナーに参加していただいたみなさんが、「人や自然とのであいやふれあいの素晴らしさ」、「体験を通して自ら学び考える喜び」、「働く仲間と語りあいつながりあう必要性」を職場・地域組合の仲間へつなげてくれると思います。青年部サマーセミナーへのご参加ありがとうございました。

緊急連絡(例)

2024.05.07

兵教組は、荒天時や緊急時の諸会議・集会の中止連絡等を多くの方により早く発信するため、兵教組HPを活用した方法で連絡をおこなうこととしております。

また、各担当諸会議・専門部での活用もすすめていますので、兵教組LINE公式アカウントとともに、兵教組HPの周知もよろしくお願いいたします。

第3回青年部委員会・学習会を開催しました

2024.03.04

 3月3日、神戸市教育会館にて、第3回青年部委員会・学習会を開催しました。今年度の兵教組青年部運動の総括や当面のとりくみ、来年度の役員体制等について協議する、とても大切な会です。例年、第3回青年部委員会は、来年度の地域組合青年部長・地区常任委員も集まり地区ごとに顔合わせや連絡先の交換、引き継ぎもおこなっています。

 また、委員会に先立ち、日教弘兵庫支部のご協力のもと、ダイアン吉日さん(イギリス出身のバイリンガル落語家)をお招きし、「『英語で考える心の健康とは』ダイアン吉日のアイデンティティ・生き方から考える困難を乗り越えるための方法~それは笑顔~」と題して、学習会をおこないました。

 ダイアン吉日さんの経験や生き方、笑うことを通してストレスや困難に対してどう乗り越えるか等について、わかりやすく、そして楽しくお話しいただき、笑うことの大切さや心の健康について考えることができました。

中学校組合員のための特別講演

2024.02.06

1月28日に「中学校組合員のための特別講演」を開催しました。

講師には、前阪神タイガース監督矢野燿大さんをお招きし、「超積極的 諦めない 誰かのために 矢野流チームマネジメント」と題し、講演いただきました。

参加者からは、「あっという間の時間でした!『子どもの1%の可能性を信じ切る』というお言葉、本当に素晴らしいです」、「これからの自分に役立てられる内容でとてもよかったです」、「学校現場につながるヒントがたくさんありました」等の感想が寄せられました。

また、後半のグループ交流では、「組合だからこそ、横のつながりで意見交流ができ他地域のとりくみが学べました」、「改めて兵庫は広いなあと感じました。他の地域のことを知るということの大切さを理解でき、貴重な時間でした」と有意義な意見交流となりました。

今後も、兵教組は「超積極的」に組合活動をおこないますので、みなさん、ぜひ組合主催の学習会等にご参加ください!!

「第37回学校給食を考える集い」開催

2024.02.02

 2月2日に「第37回学校給食を考える集い」を開催しました。

 「食育の充実をめざして ~(株)雪印メグミルクの食育セミナーから学ぶ~」と題し、雪印メグミルク食育担当の方から、食育出前授業をはじめとした食育実践を紹介していただきました。

 参加者からは、「45分間の食育授業を実際に体験でき、内容はもちろんのこと、話し方・伝え方・聞き方等、様々な視点で勉強になった」、「子どもたちが知っていそうで知らない牛乳の知識について楽しく学び、生涯にわたっての健康を考える機会となった」、「子どもたちが『牛乳は大切なんだなぁ』と実感でき、自発的に牛乳を飲もうという意欲が湧くと思ったので、参考にさせていただきたいと思った」等の感想が寄せられました。

 今回の学習会で学んだことを活かし、すべての学校で更に食育を充実させるとともに、安全・安心な学校給食にむけてとりくんでいきましょう。

阪神・淡路大震災29年 児童・生徒、教職員 -追悼の夕べ- 開催

2024.01.17

 1995年1月17日、あの日から29年が経ちました。ご遺族の方々とともに、志半ばで無念にも亡くなられた児童・生徒、教職員の方々に思いをはせ、29年めの追悼の夕べを開催しました。

 「語り継ぐ思い」では、御影北小学校合唱部のみなさんから「しあわせはこべるように」を含めた4曲を、心を込めて歌っていただきました。語りでは、井上惠太さん(神戸市教員)から「震災を知らない教員は、震災をどう伝えるか」と題し、震災後に生まれた教職員として、子どもたちや教職員にもとめられること等についてお話しいただきました。

 今年1月1日に発生した能登半島地震では、これまでに甚大な被害が確認されています。また、東日本大震災からは、まもなく13年、熊本地震からは8年を迎えようとしています。

 震災で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、震災を語り継ぎ、震災から学んだ経験や教訓を生かす決意を新たにしました。

 当日の映像については、組合員専用ページにてご覧いただけます。配信準備ができ次第、連絡します。

子ども・仲間の想いに寄り添い、「誰一人取り残さない」社会の実現にむけて!

2024.01.01

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

年頭に際し、組合員・ご家族の皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。

昨年5月、新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)が5類感染症へ移行し、兵庫県対処方針が廃止されました。改めて当たり前のように思っていることが、当たり前にできる、子どもたちの想いや願いが叶う、日常の大切さを実感しました。

この間、感染症により、子どもたちの学びや育つ環境は大きく変化しました。私たち教職員も、いじめ・不登校、児童虐待、ヤングケアラーや感染症による新たな人権問題、部活動の地域移行など、さまざまな課題への組織的な対応がもとめられています。しかし、現在の学校現場は、学期が進行するとともに、教職員未配置が拡大し、子どものゆたかな学びと育ちにも影響が出ています。中教審「質の高い教師の確保特別部会」が「緊急提言」を取りまとめましたが、国の次期『教育振興基本計画』の柱でもある「子どもや教職員をはじめとする学校全体、そして日本社会に根差したウェルビーイングの向上」とは程遠い学校現場の状況にあります。まずは長時間労働・休日出勤等の勤務環境を早急に是正しなければなりません。そして持続可能な学校とするために、給特法制定以降、積み上げられてきた業務のスクラップと教職員の配置を見直し、教育を取り巻く環境の再構築が必要不可欠です。

そのような状況にある中、さまざまな職種の組合員で組織される兵教組は、子ども・仲間の想いに寄り添い、より一層現場に依拠した運動をすすめていく必要があります。「誰一人取り残さない」というSDGsの理念をふまえ、教育施策の充実や教育環境の整備をもとめるとともに、人権を大切にした教職員の協力・協働によるこころの通い合う学校づくりをすすめてまいりましょう。

兵教組は、「使命」と「誇り」を持つ兵庫の教職員集団としてあり続けるために、引き続き、県内29地域組合が力を合わせ、「参加・提言・改革」の運動をすすめてまいります。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

「学校における働き方改革」街宣行動を実施しました!

2023.12.18

 12/17(日)JR元町駅と大丸神戸店周辺にて、標記の街宣行動を実施しました。

 水岡しゅんいち参議院議員を含めた6人の各級議会議員の方々に、「長時間勤務の是正」、「教職員定数の改善」、「業務量の削減」、「未配置問題の解消」等について訴えかけていただきました。

 兵庫県教職員組合は日教組・兵高教と連携し、「『学校の大ピンチ』を救う方策の実現をもとめる署名」を地域の方々等に広く呼びかけ、より多くの声を文科省等に届けられるようとりくんでいきます。

尾木直樹さんによる「学校における働き方改革講演会」開催!

2023.12.18

 12/17(日)、ラッセホールにて「今、学校が大ピンチ!今こそ、働き方改革をすすめよう!!」と題し、講演会を開催しました。地域・保護者・PTAの方、教育関係者、連合関係者、各級議会議員、退職教職員等、約300人の方に参加いただきました。

 尾木ママこと尾木直樹さん(教育評論家、法政大学名誉教授)には、学校をだれもが安心して働き続けられる職場にするために必要なこと等について、現場実態をふまえ、分かりやすくお話しいただきました。参加者からは「”教職員の幸せ=子どもたちの幸せ”という言葉が印象に残りました」、「学校が大ピンチの中で、”何をどのように声に出していくのか”、”今できることは何なのか”を改めて考えさせられました」等、たくさんの感想が寄せられました。

 兵庫県教職員組合は、今回の講演会で学んだことを大切にし、学校における働き方改革の推進にむけて、引き続きとりくんでいきます。

 

尾木直樹さんによる講演会を開催します!

2023.09.26

12/17(日)14:00から、ラッセホールにて「学校における働き方改革講演会」を開催します。

講師は…なんと!尾木直樹さん(教育評論家・法政大学名誉教授)です!!

「今、学校が大ピンチ!今こそ、働き方改革をすすめよう!!」と題し、

学校現場の実態や働き方改革をすすめる上で大切なこと等について、

教職員、保護者、地域の方それぞれの視点でお話しいただく予定です。

参加費無料・先着順です!詳細はチラシでご確認いただき、二次元コードからお申し込みください。

申し込みはこちらから

第50回教育課程編成講座を開催しました

2023.08.03

「わかる授業・たのしい学校」の実現をめざした、新しい教育課程の編成と創造的な教育研究活動を組織的にすすめるために、8月2日、3日に第50回教育課程編成講座を開催しました。

 前期の全体会では、園田 雅春さん(自治的諸活動と生活指導部会 元協力研究所員)を講師にお招きし、「失われた子どもたちの自治・日常を取り戻す ~ポストコロナの教育を展望する~」をテーマに、子どもが意見(願い・要求)を表明する 「場と機会」を保障することや、児童会・生徒会活動や授業において「自分たちが何かを変えられる」という経験をさせることの重要性についてご教示いただきました。また、実践報告として藤原 嵩史さん(自治的諸活動と生活指導部会 研究所員)から、特別活動における地域や保護者を巻き込んだオリジナル 卒業ソングづくりの実践報告を通して、「学校における子どもの参加」について分かりやすく発表いただきました。

 参加者からは、「自治という言葉について改めて考える機会をいただいた。特別活動だけでない、学校の教育活動全体でもっておくべき視点だと感じた」「子ども達に委ねるというよりは、子ども達と共に創り上げていくことこそが、今もとめられているのだと感じた」等の感想がありました。

 後期の全体会では、大森 直樹さん(防災教育部会 協力研究所員)を講師にお招きし、「授業時数と教育実践」というテーマで、これまでの授業時数の変遷や歴史をふりかえり、資質・能力を基盤としたカリキュラムオーバーロードと、戦後教育史を基盤としたカリキュラムオーバーロードがあることをご教示いただきました。また、実践報告として永田 守さん(芦屋市教職員組合)から新型コロナウイルス感染症の影響による一斉臨時休校時の実践をもとにして、子どもたちの心のケアを大切に、「急がない、詰め込まない、子どもの『安心・安全感』を第一に」考えた教育課程編成の必要性をわかりやすく発表いただきました。

 参加者からは、「わかりやすく大切な視点をご教示いただいた。当たり前を疑うこと、決まっていることにも経緯を見直すことで、これからの教育に必要な事を考えるきっかけとなった」「授業時数について、今まで子どもの視点で考えていなかったので大変有意義であった。時数をこなすだけで精一杯になっていることを反省し、考え直したいと思った」などの感想が寄せられました。

 両日とも、午後からは分科会にわかれて議論がおこなわれました。協力研究所員や研究所員を中心に、全国教研の還流や、授業実践報告、ワークショップなどが企画され、参加者は積極的に参加し、熱心な討議や地域組合間交流をおこないました。

 これまで私たちがゆたかな学びの具現化のために積み上げ、子どもの実態に沿った教育課程編成とその実践をもとに、「安心・安全・ゆたかな学びと育ち」を大切にしながら、ポストコロナ社会における創造的な教育課程編成をすすめ、11月の第73次兵庫県教育研究集会においてさらに討議を深めていきます。

2023青年部サマーセミナーを開催しました!

2023.07.30

7月29日~30日、「シン(親・芯・進)・サマセミ ~楽しんだもん勝ちでしょ!やーっ!!~」をテーマに、青年部サマーセミナーを開催しました。4年ぶりに県立南但馬自然学校にて開催し、県内各地域組合から青年部員約120人が参加しました。

講座Ⅰでは、小西宏典さん(兵庫県議会議員)を講師に招き、「兵教組の芯とは?~兵教組のとりくみから~」と題して、講演をおこないました。なぜ組合運動を大切にしなければならないのか…組合の"芯"となる部分について知り、組合の意義や青年部層教職員にもとめられていることについて考えました。

講座Ⅱでは、「Let's 進 king!! ~これからの働き方を見つめよう~」というテーマで、日ごろの悩みや課題、困り感を共有し、現状をよくするために具体的にどんなことをしていけばよいのかを考え、話し合いました。

講座Ⅲでは、A:フロンティア、B:アウトドア・クッキング、C:マウンテン・クライミング、D:絵に平和の願いをこめて、E:ネイチャー・スクール の5つの分科会に分かれて、自然の中での体験活動をおこないました。

このサマーセミナーをきっかけとして、同じ想いをもった仲間が県内にたくさんいることを実感し、その仲間と活動をともにすることで、つながりを感じたのではないでしょうか。青年部サマーセミナーに参加していただいたみなさんが、「人や自然とのであいやふれあいの素晴らしさ」、「体験を通して自ら学び考える喜び」、「働く仲間と語りあいつながりあう必要性」を職場・地域組合の仲間へつなげてくれると思います。青年部サマーセミナーへのご参加ありがとうございました。

2023臨採部夏季学習会を開催しました

2023.07.28

 7月28日、ラッセホールにて臨採部夏季学習会を開催し、約60人の参加がありました。

 全体会では、兵教組顧問の川原芳和さんに「兵教組臨採部運動を学ぶ」と題して講演していただきました。分散会では、任用期間や呼称問題、勤務条件等の交流や組織強化にむけたとりくみなど、日頃の悩みを出し合い、参加者全員で共有することができました。

 今後も臨採部の処遇改善や諸権利の拡充にむけて、ともにがんばりましょう!

2023女性部サマーワークショップを開催しました

2023.07.27

 

 7月27日に、ラッセホールにて女性部サマーワークショップを開催し、約100人の参加がありました。

 

 講座Ⅰでは、兵庫教育文化研究所ジェンダー平等教育部会より「当事者の想いにふれる」、講座Ⅱでは、参議院議員・古賀ちかげさんより「女性が人として輝くために」というテーマで講演していただきました。

 講座Ⅲでは、①すごろくでSDGsを学ぼう、②お金のことについて考えよう~保障の見直しを通じて~、③アンコンシャスバイアスの3つの分科会にわかれて学びを深めていきました。

 

 今後も女性部は、ジェンダーの視点にもとづいた教育実践をおこなうとともに、定年までいきいきと働き続けられる職場環境づくりをめざして、女性組合員自らが課題をみつめ、学習・意見交流し、発信していきます。